6日に丹波立杭焼の伝市窯さんへ再び訪問してきました。
 
今回の目的はもちろん鉢を制作してもらうことです。
 
 
 
この日は登り窯の窯出しの日だったので特別に見せてもらいました。
 
 
入口は煉瓦と粘土でふさがれています。
 
 
登り窯の下方で火をぬくめ、徐々に炎の温度を上げていきます。
 
炎が上方へ上がると穴から赤松の木を入れて本焼きとなります。
 
赤松の炎は高く燃え上がるので割木を入れてある1つ上方を焼くそうで
 
他の木よりも火力が強いのです。

窯の温度を1300℃に保つため、昼夜を問わず窯へ割木をくべて

焼成までに3日間、冷ますのに1日を要します。

 
煉瓦を取り除くと中には窯出しを待つ鉢。
 
 
黒く鈍く光る部分は炎と赤松の灰のによって彩られた
 
登り窯独特の雰囲気です。
 
 
登り窯は炎が上方まで登るから「登り窯」といわれる所以かと思っていたら
 
人が何度も登るから「登り窯」という説もあるとか。
 
 
鉢は成形して乾燥の時に1割、焼きあがると1割

完成するまでに合わせて2割ほと縮むそうです。

 

 

いろいろとお話も聞けて勉強になりました(*^-^*)

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